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失踪日記
最近はあまりないが、東京でサラリーマンになったころ、朝 通勤時に満員電車に向かう階段を思い切り逆走りしたくなる衝動にかられた。皆さんも同じ経験があるだろう。今はそんな時は休んじゃうからこんな気分にならないが・・・。
でも、そんな「ゆるい」感覚で日々すごしていないと、わしなんかはこの本の筆者みたくなる可能性大。携帯やパソコンがあるから、どこでも仕事できるし、実際にやってるぞ。
さて、東京ガスの下請けで働いていた日々の部分、大爆笑できる。共用管(連合灯外のことをTGではこう表現しているらしいね)を切ってあせるシーンや、ガス会社の制服着て通行人に絡んだり・・・・。 夏の暑い日、撤去5本もやればお昼に大ジョッキ奢ってもらったことを思い出す。社内報に書いたという「ガス屋のガス公」も次の短編集で再録してほしい。
でも、本当にこの作家は可愛い女の子を書かせると天下一品だ。僕にとっては それだけの漫画家ですけど。